何事もなく



今年の1月17日の日が暮れようとしています。
忘れてはならない日です。
こんにちでは誰もが当たり前のように持っている携帯電話ですが、普及のキッカケは間違いなく阪神淡路大震災です。
震災後某家電メーカーの仕事をさせて頂いて知ったのですが、震災当時一番有効な通信手段が携帯電だったわけです。当時はまだ規制のため普及率が低く、今日のように年明けと同時に輻輳してつながりにくくなるなどと言ったバカな状況にはなっていませんでした。
某メーカーは自治体に大量の携帯電話を貸し出し、移動基地局を点在させることで、寸断された有線電話をフォローしました。
大量と言っても、決して自治体職員ひとり一台のレベルでは無いので、さしたる通信輻輳も起きなかったわけですが、こんにちでは自然災害のたびに携帯は通じにくくなり、災害伝言ダイヤルというものがオープンします。
災害を機に普及した先進技術がいまでは災害時に必要な交信の邪魔となっているわけです。
皮肉なモノですね。
戦争がテクノロジーを進歩させて(インターネットとかGPSなんてそのいい例です)きましたが、災害もまたしかり。
戦争技術が平和利用されるのは大歓迎ですが、対災害技術がいざというときに役に立たないというのは、なんともお上のすることのなれの果てと感じてしまうのはワタシだけですか・・・。

| 街角にて | 11:59 PM | comments (0) | trackback (x) |


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