挑戦!初キャンプ
マイアミ浜オートキャンプ場 1999,7,21〜22

我が家で初めてのオートキャンプ。
当然なにもかもが初めての体験です。
まず苦労したのが荷物の積み込み。なにせ初めてのことですから、なにをどう積めばきちんと壊れずに載っかるか。積み込み終了時にはくたくたになってました。

午後2時にチェックインをすませ指定のサイトへ。
サイトが良いとか悪いとか、そんな評価をできる知識もありませんから、目の前にある現実に立ち向かうのみです。
テントとタープの設営は練習済みのはず。
んじゃま、やりますか、と始めたもの、のタープを張ってテントを張るとどーも、全体の具合が良くありません。
おまけに、ペグを打つのに使っていたのはテントについていたちゃちな金属製ハンマー。
経験者の方はご存じのように、打てども打てどもカンカンと甲高い音がするだけでペグは沈みません。
半分イライラしもって幾度かタープの位置を変えたりなんぞして、約2時間後ようやくしっくりと収まりました。
当然Tシャツは絞れるぐらいにびしょびしょ。

げ〜、大変やん・・・。毎度毎度こんなんするん??? 道具そろえはじめたけど、もっぺんかんがえよかなぁ・・・」これが本音。
しかぁし、ここで私を救ったのが、
プシュー
まあビールの旨いこと旨いこと。まるでスポーツドリンクのように体中に染み渡っていきます。
この瞬間、さっきの本音 もとい!!「えぇやん。キャンプ・・・。」

そうなると、俄然調子が出てきます。
バーベキューコンロを組んで、さらにランタンの用意にかかります。
「マントルは壊れやすい」(確かにそうではありますが)という、ハウツー本の呪文のせいで、ランタンの試験火入れはおろか、マントルの空焼き体験もしてません。すると、やっぱきちんとマントルが膨らまず、1つ目
あえなくおシャカ
気を取り直して2つ目。何とか成功。続いてテーブル用のガスランタンのマントルも。
これは一発OK。
うむ。これで夜が来ても大丈夫じゃ。

そうこうするうちに、ゆうげの支度にかかる時間。
またしてもここで(恥ずかしながら)初めての「炭に着火」。
着火材があるから大丈夫!なんて思っていたのもつかの間、ぜ〜んぜん炭に火が移りません。
結局本来なら1本で済むはずの着火材を3本投入してようやく炭から火が・・・。
まるでダメ親父です。

翌朝はきわめて早くに目が覚め、すがすがしい時間を過ごすことができました。
「あ〜、こんな時間がキャンプなんだろーなー」なんて思いながら。
適度な時間まであそんで、さあ撤収。
これまた要領よく撤収なんてできるはずもなく、もう思い出したくもないので割愛させていただきやす。
ともあれ、大変な思いの方が多かったのですが、それにもまして「ハマル」には十分な楽しい経験をした2日間でした。